【日時】 6月23日(金) 14時30分~15時30分
作品 :韓国の現代小説を原文で読んでみませんか?
現在の韓国では、多くの若い作家が多彩な文学世界を展開しています。今を生きる彼らの作品の中に、同じ時代を生きるわたしたちが、国や文化の違いを超えて共感したり感動したりできる物語が見つかるかもしれません。
今回は、チョン・ヨンジュン(정용준)という作家の「宣陵散策(선릉산책)」という短編小説を読みます。この作家は1981年生まれの若い作家で、この作品は、第16回黄順元(황순원)文学賞を受賞しました。
内容は……フリーターらしき語り手が一日だけのアルバイトで、自閉症の青年の世話を任されて、宣陵公園(江南にある王陵)を二人で散策します。語り手が青年の行動に振り回されながら、二人の間が近づいて行くのですが……
ページ数34、シンプルな文体で読みやすいと同時に、深い余韻の残る物語です。関心がおありでしたら、是非ご参加ください。
参加代金:2,500円(当日支払い)
持ち物:筆記道具
[日時】6月24日(土) 16時30分~18時
作品 :宮体楷書で退渓の時調を書きます。
李退渓(李滉)は李朝時代を代表する巨儒。文官職を退いた後、弟子の養成のため学問の道を詠んだ<陶山十二曲>を編むが、その中の一首を学びます。
参加代金:3400円
持ち物:小筆と硯、下敷き、文鎮
(紙、固形の墨は準備します)
担当:ハングル書芸講師 李裕泉